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こんにちは。「#ゆず活部」のかまたまです。

吐く息も白く、グッと冷え込む日が多くなってきた今日この頃。

そんな日は心も体もぬくもりを求める。


わたし、このたびそんな欲求を満たしてくれる最強のゆずジャムを

作り上げたのである。

■ゆずの大バカ18年

いただいたゆずは、「実生のゆず」なるもの。

桃栗三年柿八年…というフレーズは聞いたことあるだろう。

このことばにはいくつか続きがあり、

その中で「ゆずの大バカ18年」ということばを見つけたのだが、
…どうゆうことだ?


「実生のゆずは、接木をせず種から育て収穫までに約20年ほどかかるらしい」。

そっそんなに長い年月がかかっていたのか…

それにしても人間のために20年かけて育ってくれたのに

18年間バカと言われ続ける…わたしには耐えられない。

 

■約20年の旨みを凝縮ジャム

1キロものゆずをいただいたが、こんなに使うはずがない。

そこで保存もでき、使い勝手のいいジャムを作ることに。

以下、自己流なのでいろんなレシピを参考にしてほしい。

 

①半分に切る

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綺麗に洗ったゆずを半分に切る。

この時点ですでに香りが半端ない。癒される…

②ゆずを絞り種を取り除く
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ゆずは手で絞り、種を綺麗に取り除く。

薄皮を残すか取るかはお好みで。

種はあとで使うので残しておくように。

 

③ゆずの皮を薄くスライス

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この工程が1番大変だ。右腕だけ筋肉痛になりそうなレベル。

すべりやすいので、手を切らないように注意してほしい。

 

そこでみんなにオススメしたい、つらい作業を乗り切る方法がある。

それは「好きな音楽を聴きながら歌う」

わたしが選んだのは『三浦大知』

とにかく、大っすきなのだ。

歌いながら切ってみたら、5倍速に。
リズミカルに切るという技術も身についた。

 

こんな感じで大好きなアーティストの曲を聴きながらやるのも1つの手だろう。

「三浦大知さん、ありがとう。おかげさまで1つ難を乗り越えられた。」

 

④砂糖を投入

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皮と汁を鍋に入れ、50%の砂糖を入れる。
砂糖の分量は人それぞれだが、ダイエット中につき最小限に留めた。

家庭にある砂糖なら種類は問わない。我が家はきび糖派。

 

⑤ひたすら煮詰める
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もうすでにおいしい。

早く食べたい欲求と戦いながら煮詰める。

最低15分は煮た方がいいだろう。

このとき、先ほど残しておいた種も一緒に煮るといい。
種にはペクチンという成分が含まれていて、使うととろみがつきやすくなる。
外皮や白わたにも含まれているので、入れなくても問題はない。

最後に種だけ取り除くので、お茶パックに入れるなどの工夫が必要。

 

あとは、煮沸消毒した瓶につめて完成。

食欲との戦いになんとか勝利をおさめた。
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■まとめ


作っている最中は、ゆずの香りに癒され、切る作業と

煮詰める作業で体もあたたまった。

苦味を取るため、薄皮を捨て皮をお湯で煮る方法もあるが、

今回使用したゆずは良品だったのでまるごと使用。

味はもう間違いない。本当においしい。

ほんのり皮の苦味が感じられ大人の味に仕上がった。

 

きび糖のおかげか、コクが感じられる。

料理の才能がある!と天狗になるほどの仕上がりに大満足。

実際は、素材がただただよかっただけなのだが…

 
しかし、ジャムを作るには時間がかなり必要…
もっと簡単にゆずジャムを楽しみたい人に朗報がある。


東京の銀座にあるアンテナショップ「まるごと高知」では
高知のゆずを使ったジャムを売っている!
朝食に、お湯に溶かしてドリンクに…自分なりの楽しみ方を見つけて、
#ゆず活部にも教えてほしい!

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