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我輩はゆずである。名前はまだな…

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あっっ

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……あらあら、これから物語が始まろうというところで、ゆずの坊ちゃん(夏目漱石成分がいろいろ混ざりがち)は収穫されてしまったようですねえ。仕方ありません。だって11月、12月は、ゆずの収穫期ですもの。

こうしてゆずは農家さんの手によって収穫され、みなさんのお手元に流通していきましたとさ。めでたしめでた…




終わりは始まり。

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適当なストーリーテリング、大変失礼しております。ゆず活部員でライターの坂口ナオです。

なにが「終わりは始まり」だって?

そうですよね。つまりこういうことです。「#ゆず活部」は、ゆず活用の可能性を探る人々の集まり。ということは、我々が見たいゆずの物語は、ゆず誕生から成熟までの物語ではなく、ゆずが収穫されてから、どのように変化し、活用されているかの物語のはず。

とすれば、ゆずが収穫されたこの瞬間、物語は終わったのではなく、始まったのであります!!!…す…す…す…す(残響)


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その物語が凝縮されている場所…それはここ、日本有数のゆずの産地として知られる、馬路・北川村。主要産業がゆず栽培であるこの地域では、きっと、ゆず玄人たちによるたくさんの「#ゆず活」が行われているはず。

そう考えた私はさっそく、ゆず収穫期の11月を前に、この地域に潜入しました。

それでは行ってみましょう。馬路村・北川村に学ぶ「ゆずづくしの旅」

※この記事はゆず活のケーススタディに限らず、ゆずが大好きな方が上記の地域を旅行する際のガイドとしてもご利用いただけます(ちゃっかり)





◼︎ハンバーガーにあんぱんにラーメン!? 「食べる」ゆずの可能性広がりすぎ案件


まあ、一番最初に気になるのは食べ物利用ですよね。ということでまずは調査した食べ物をひとまとめにご紹介します。

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ほかにもたくさんありますが、特に気になったものを4種類ご紹介。

ハンバーガー、あんぱん、ラーメン、寿司…甘いものからしょっぱいもの、ジャンキーから伝統食まで、ほんとにもういろんなメニューにゆずが取り入れられてます。




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まずはライトなところから紹介しますかね。

こちらは、馬路村のゆずの森の横にあるパン屋「うまじのパン屋」特製「ゆずあんぱん」。ゆず果汁があんの中に混ぜられていて、あんこなのにすっきり!食べられるんです。


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土日限定販売&高知市内からもわざわざ買いに来るファンがいるという「フレンチトースト」も食べてみて、そちらもすんばらしく美味しかったんですが、個人的には「ゆずあんぱん」のほうが好きでした。


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というのも私、チーズケーキが大好きなんですけど、「ゆずあんぱん」の美味しさは、チーズケーキの美味しさと通じるものがあるというか(個人の感想です)。甘いなかにも酸味があって、最後まで飽きがこない。意外な組み合わせでしたが、超絶アリな一品でしたね。




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馬路温泉内のレストランで販売されている「ゆずバーガー」

地域の特産品であるアメゴ(サケ科の川魚)のすり身に、自然薯、豆腐をまぜてフライにし、うまじ温泉特製の「ゆず酢タレ」がつけてあるという一品です。

ちなみにパンズは、「ゆずあんぱん」のお店「うまじのパン屋」特製のもの。


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魚とゆずが主役のバーガーとあって、食べ口は爽やか。

あんぱんといいバーガーといい、こってりしたものとの相性も意外といいんですよね、ゆず。こってり感を絶妙に中和してくれるというか…。

そのうち某ファーストフードのお店あたりがゆずを使ったバーガー出すんじゃないかな(と思って検索したら、ゆず香るバーガー出してますね…さすが…)。




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そしてそして、同じく馬路温泉内のレストランで提供しているのが、こちらの「田舎寿司」! 田舎寿司といえば高知の郷土料理として有名ですが、簡単に説明すると、シャリには「すし酢の代わりにゆず果汁を使い」、ネタには「海産物ではなく、しいたけやこんにゃく、みょうがなど、山で採れる素材を使った」お寿司のこと。

これがねえ、絶品なんですよ。食べてみてとしか言いようがありませんが、ごはんの甘みとゆず果汁の酸味、それから香りが、ネタの旨みとマッチして、バクバクいけちゃう美味しさなのです。

こってりなあんぱんやバーガーにもマッチして、あっさりなお寿司にも合うゆず、かなり優秀なのでは…!?




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最後に紹介するのが、こちらいごっそらーめん店長のラーメンです。

ラーメン自体は、塩・塩バター・しょうゆ・味噌の4種のお味のスタンダードなものなんですが、こちらのお店では、お店特製の柚子胡椒を入れて食べることをオススメしてるんですね〜。

結論から最初にお伝えすると、これがめちゃくちゃ美味しい柚子胡椒の概念が変わるレベルです。お店の柚子胡椒は販売もしているんですが、私は迷わず購入し、東京に戻ってきてから、ありとあらゆる料理に入れています。


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ちなみに、今回お店で味わったのは、塩ラーメン、味噌ラーメン、つけ麺の3種類なんですが、なかでも味噌ラーメンと柚子胡椒の相性が最強! もちろんつけ麺や塩ラーメンも美味しいんですけどね。同行者3人も含めた得票数は、味噌ラーメン、つけ麺、塩ラーメン、という順番だったかと思います。


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いや〜、あの濃厚な味噌スープと、香りが芳醇でキレのある柚子胡椒が合うんですよ〜〜〜〜〜〜〜!!

あの味を再現したくて、購入した柚子胡椒を小瓶に詰めて、都内の味噌ラーメン食べ歩きでもしようかと思っているくらいハマりまくりました。





◼︎ゆずを使った化粧水や石けんを作る! 500円の「ゆずのアロマクラフト体験」がお得すぎる


ええ、知っていました。ゆずが美容にもいいってことは。

でもね、まさか村に、たった500円でゆずを使った化粧水が作れるところがあるなんてことは知らなかった。

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それがこれ。ゆずの種を利用した化粧水です。

この体験を提供しているのは、馬路村農協さん。化粧水のほかにも石けんやリップクリーム、バスソルトなどさまざまな体験ができるのだそう。


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化粧水に使用するのは、ゆずの種。種の周りについている「ペプチン」という成分が、保湿に良いんだそうです。それに、アルコールとフローラルウォーター、ゆずのエッセンシャルオイルを足して、2週間放置するだけ。

こうして完成した化粧水は、もちろん持ち帰りできます。旅の思い出にもなって、お肌の保湿も促進してくれるゆず、優秀〜。





◼︎定番中の定番#ゆず活だけど「ごっくん馬路村」はあらためてすごい!

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ゆずのアロマクラフト体験の会場と同じ敷地内に、工場を備えた馬路村農協があり、そこでは、ゆずジュース「ごっくん馬路村」の製造ラインの見学と、おみやげに「ごっくん馬路村」を一本いただくことができます。最高!


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こちら、「#ゆず活」定番中の定番という感じではありますが、だからこそ今一度味わってほしい!

材料にはゆず果汁のほか、はちみつと水しか使われていないというシンプルさ。「ゆず」という素材が持つ力を、あらためて感じさせてくれる一品です。





◼︎ゆずの香りや美容効果を楽しめる「温泉」で、髪に身体に、ゆず成分を浸透させよう!

こんな感じで食べたり遊んだりと、ゆずとたくさん触れ合える馬路・北川村エリアですが、大人たるもの、体力が続きませんよね。

そんなときは! そう…温泉で英気を養いましょう。

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馬路村にある「馬路温泉」は、宿泊者だけでなく、立ち寄りの方でも日帰り温泉を楽しむことができます。
お風呂は、ゆったり温まれる大浴場と、安田川を眺める半露天風呂のふたつ。ナトリウムを含む泉質のお湯には、やけどやリュウマチを良くする効果や、お肌をしっとりさせてくれる効果もあるそうです。

冬至の時期になると、ゆず玉を大量に浮かべた「ゆず風呂」を楽しむこともできるそう(要問い合わせ)。

ちなみに、浴場にはゆずシャンプーやゆずリンス、ゆずボディーソープが備え付けられており、頭からつま先まで、全身にゆずの成分が浸透していく感覚が味わえます。




◼︎お土産としても活用できる、ゆず加工品もたくさん!

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馬路村の入り口には、観光案内所兼みやげ店の「まかいちょって家」があり、たくさんのゆず製品を手に入れることができます。

ゆず胡椒やポン酢、ゆず果汁など、定番のゆず加工品のほか、ちらほらと見たことのない製品の姿も。

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気になったのは、この「ゆずこしょう油」。ゆず胡椒にオイルやニンニクを加えたことで、香ばしい味わいになるのだとか。

パスタのベースとして使ったり、バゲットのトーストに塗って食べたり、お肉を炒めたりするときに使うと、新たな世界が開けそうです。



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意外な活用法ではないかもしれませんが、ゆず皮100%の入浴剤や、ゆずの皮や実を使った3種の味のゼリーなど、お茶目だったり可愛かったりするパッケージで思わずほしくなってしまうお土産品が盛りだくさんでした。





◼︎次回、ゆずシャーマンによる、より深い馬路村・北川村の旅をご紹介!?

いやあ〜、食に美容に、ざっと見ただけでもやはりこの地域ではかなりの「#ゆず活」が行われていますね! 都内のゆず活部員としては、勉強になることばかりです。

特に味噌ラーメンはほんと…意外だし美味しかったな…。







お〜い


お〜〜〜い


ん?何か…声が…


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ゆず: 我輩はゆずである。今、お主の心に直接話しかけている…

坂口: ツイッターのテンプレみたいな話し方すな。

ゆず: お主、我輩の活用方法についてずいぶん学んだようじゃないか。でもまだまだだ。その程度の浅い知識で、我輩を理解したと思うなんて、うぬぼれがすぎるぞ。

坂口: (けっこう上からモノ言ってくるタイプだな)

ゆず: この馬路・北川村にきたからには、我輩の魅力と活用法をもう少し突っ込んで知ってもらわなくてはな。そのためには我輩の出自である馬路・北川村のことも知ってもらう必要がある。そしてゆず活部員として、全国にその魅力を広めるのだ。

坂口: お、おう。

ゆず: こちらからはゆずシャーマンとして、馬路村の大川という者をお主の元に派遣しておく。彼から案内を受け、よりこの地域とゆずについての知識を深めるのじゃぞ。


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▲馬路村の大川さん


坂口: (ゆずシャーマン…?)

ゆず: それでは最後までよろしく頼んだぞ!ゆず汁プシャー!!!

坂口: (最後、某非公認ゆるキャラのネタ、パクったよね?)




というわけで、次回は、ゆずシャーマン・大川さんによる、ゆずと馬路・北川村理解の巻をお送りします! さらなる馬路・北川村の見所、そしてそして!!ゆず大先生の出自を探っちゃいます! お見逃しなく!!